勃起不全症治療薬の効果時間と胎児への影響

勃起不全症(ED)とは文字通り男性のペニスが何らかの原因で勃起しなくなってしまう状態をいいます。勃起不全症が起こってしまう原因としては、心理的要因、下腹部の手術、外傷による影響、生活習慣病などによる動脈硬化の進行などが挙げられます。このような症状に対しては薬物療法で治療が進められます。勃起不全症の薬物療法には、バイアグラ(シルデナフィルクエン酸塩)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)の3種類が日本では使用されています。
この3種類の薬の効果時間の比較に関してですが、まず効果発現までにかかる時間はバイアグラとレビトラは30分、シアリスは1時間と言われています。つまりシアリスは3剤の中で最も効果の立ち上がりは遅いということです。即効性を期待する場合にはバイアグラやレビトラを使用するといいでしょう。一方、効果の持続時間に関してですが、バイアグラとレビトラは5~10時間、シアリスは24~36時間と言われています。よって効果の持続力を期待する場合にはシアリスを使用するといいでしょう。
続いて勃起不全症治療薬の胎児への影響に関してですが、男性が勃起不全症治療薬を使用してセックスをしてできた子供であっても、特に発育等に関する影響はないものと考えられます。よって男性は特に胎児への影響を気にすることなく使用すればいいでしょう。一方、女性の服用に関してですが、女性が勃起不全症治療薬を服用することは認められていません。よってこれらの添付文書には女性には投与しないこととされていますが、肺動脈性肺高血圧症や前立腺肥大症に使用される同一有効成分の別の商品の添付文書を参照すると、有益性が危険性を上回る場合にのみ投与することとされています。ですからなるべく服用しない方がいいでしょう。

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